時代の波に乗れるか!ゲーム(eスポーツ)

評価

国内外での評価は?

日本国内での評価

誰しもが一度はやったことがあるTVゲーム。国内での人気はもはや説明不要だと思います。今では家庭用ゲーム機から、スマートフォン、タブレットやネットゲームなど様々な機器で遊べるようになっています。

最近では、ただコントローラーで操作するだけでなくWiiやSwitchなど体を動かしながらできるゲームなどもあり、低年齢層だけでなく、高い年齢層などにも人気になっています。

海外での評価

海外でもゲームは人気で、今では日本のメーカーが作ったゲームも日本国内での売上ではなく、海外版の売上がメーカーにとって大きな収入源となることさえあるほど、海外でのゲーム人気は高いといえます。(そもそも人数が多いというのもありますが。)

始めるまでにいくらかかる?

どんなゲームをやりたいか。によりますが、やりたいことによって、いくつか選択肢があります。

手軽に遊びたいのであれば、スマートフォンやNintendo DSシリーズなどがおすすめです。いわゆる携帯型ゲーム機(スマートフォンはゲーム機ではありませんが)といわれるもので、どこでも気軽に空いた時間ちょっとだけという遊び方が可能です。(一部Nintendo Switchでも同様の遊び方ができます。)

腰を据えて遊びたいのであれば、PS4などの家庭用ゲーム機がおすすめで、携帯型ゲーム機に比べるとグラフィックや内容が充実している場合が多く、最近ではインターネットに接続して、オンラインで友達などと一緒にプレイすることも可能になっています。

最新のゲームや、広大なフィールドで、まるでそこで生活しているようなゲームをお望みであれば、パソコンゲームがおすすめです。パソコンでしかできないゲームもたくさん存在し、その中でもMMORPGという多人数参加型オンラインRPGというジャンルが、その最たる例となります。いわゆるネットゲーム(ネトゲ)というと、このMMORPGを指すことが多く、このジャンルのゲームはPS4などのゲームのようにクリアというものが存在しないものが多く、一定期間で内容がどんどん増えていくシステムなので、やることがなくならないためゲームに熱中しすぎる人が出るほどゲームに入り込むことが可能です。(いわゆるネトゲ廃人という言葉を生み出すほど、強烈に熱中できます。)

値段は、携帯型ゲーム機では本体に2万円程度+ソフト1本につき5千円くらい。家庭用ゲーム機では本体4万円+ソフト5~8千円、パソコンゲームは本体が10~20万円+ソフトは基本無料(MMORPGの場合)が多いです。

本格的に活動する費用は?

ゲームは、100時間遊べるものはそれほど多くなく、いわゆる「やりこみ」要素(ミニゲームやアイテム収集などのサブゲーム)をやらないと、10時間~20時間程度でクリアすることが可能なものが大半です。なので、ゲームを趣味とする場合は、月間で1~2本で年間10万円程度ソフト代として使う計算になります。ただし、最近では基本無料でできるゲームや、中古ゲーム屋などで安くソフトを購入することも可能なので、まったくお金をかけなくてもゲームすることは可能です。

何人でできる?どこで活動する?

何人でできるか?という線引きが難しいですが、基本は1人~4人で行うことが多いです。ですが、上記のMMORPGでは100人単位でゲームを行います。

活動場所は圧倒的に家でしょう。次にアミューズメント施設(ゲームセンター)です。知り合い以外と格闘ゲームなどで対戦したい場合はゲームセンターへ行き対戦する必要がありましたが、今ではインターネットを利用して、自宅で気軽に対戦ができるようになったため、現在ではゲームセンターの需要はUFOキャッチャーやメダルゲームなどへシフトしている所が多いようです。

何歳から(まで)できる?安全性は?

ゲーム自体に年齢制限がかかっているものがあるため、だれでもどんなゲームでもとはいきませんが、基本的にはゲームシステムが理解できれば、どの年齢層でも行うことが可能です。

※年齢制限はCEROという機関が審査しており、A・B・C・D・Zという5区分で各、全年齢・12歳以上・15歳以上・17歳以上・18歳以上と年齢設定がされています。

その道を極めたい!

ゲームが好きで好きでたまらない!この道で生きていきたい!というあなた!プロゲーマーという職業があります。プロゲーマーとはゲーム大会に出て賞金を稼ぐ人のことで、有名どころでは梅原大吾さんなどで、スポンサーがついていたり、ゲーム大会の賞金などを収入源として職業としてゲームを行う人です。

プロになるには?

現在、eスポーツ(エレクトロニックスポーツ)としてかなり世間に浸透しており、日本国内でも続々と大会が開かれ、プロゲーマーも大会の数に応じて増えてきています。

プロになるには、ざっくり分けると「プロチームに参加する」方法と、「プロチームから誘われる」方法の2通りです。どちらも読んで字のごとくですが、自分で応募して、審査してもらう方法と大会に参加し実績を残してプロチームから声をかけてもらう方法です。

プロゲーマーとひとくくりに言っても、ゲームの種類によって色々分かれます。格闘ゲームのプロ、カードゲーム型ゲームのプロ、スポーツゲームのプロとジャンルによって様々です。自分の得意分野を見つけて、そのゲームを極めることでプロへ近づくといえるでしょう。

プロになると、どれくらい稼げる?

さて、プロゲーマーはどのくらい稼げるのでしょうか?

日本ではまだまだ認知度が低いのでスポンサーがついていたとしても、ほとんど期待できない金額です。では肝心の賞金は?というと、こちらもかなりシビアで国内の大会では1大会当たり優勝賞金が20~30万円程度です。ですので国内で活動している限り、年収換算で200~400万円程度が関の山でしょう。

しかし世界に目を向けてみると状況は一変します。

海外では賞金に制限がない場合も多く、LOLというゲームの大会では賞金総額が5億円越えであったり、1億円を超える大会もかなり開かれています。

世界トッププレイヤーなどは3億円を超える年収を稼ぎ出すプレイヤーも多く、億越えプレイヤーも何人も存在します。国内では数百万程度ですが、海外でプロプレイヤーとして活躍する選手の平均年収は3,000万円~4,000万円程度といわれているようです。