評価
国内外での評価は？
日本国内での評価
日本ではニコニコ動画を発端として、今大人気の動画配信。現在は趣味として行っている方よりも、収益を目的として行っている方のほうが圧倒的に多くなっており、なりたい職業ランキングなどの統計調査でもTOP３に入るほど、中高生などには絶大な人気を誇っています。
海外での評価
海外でもYoutuberを仕事としてやっている人は多く、アメリカではTVを視聴するのにケーブルTV（有料）を契約するのが一般的なので、無料で見ることができるYoutubeなどの動画配信サービスは年齢層問わず普及しているようです。
始めるまでにいくらかかる？
動画を配信するためには、まず動画を撮影する必要があります。本格的に撮影を行おうとすると、機材だけで数十万～数百万円しますが、まずは気軽にということであれば、スマホ１台あれば事足ります。
といっても、スマホも持っていない前提で考えると、撮影機材が４万円～６万円程度、動画を配信するためのパソコン３万円～１０万円程度と安く済ませようとしても、７～８万円程度かかります。（iphoneなどでは撮影から配信まで１台で完結しますが、端末代金がやはり７～１５万円程度と高額です。）
本格的に活動する費用は？
さて、ここからはある程度長く続けた場合、どの程度コストがかかるのかを説明します。これは頻度や状況によって変わるので、参考程度にご覧ください。
まず、動画を撮影したまま丸ごと配信している人はほとんどいません。要らない部分はカットしたり、テロップをいれたり、BGMを流したり、やっていけばいくほど、やりたいことが増えていきます。
簡単な編集作業は普通のパソコンやスマホでもできますが、ちょっと複雑な作業をやろうと思ったら、ハイエンド（ハイスペック）PCやクリエイターズPCといわれる、複雑な作業をできるPCが必要になります。
また、普通に撮影をしていると生活音やノイズなど様々は音が動画に入ってしまうので、録音用の機材などが必要となります。
機材関係は使い捨てではないので、徐々に買い足していけば問題ありませんが、すべて一気にそろえようと思ったら、クリエイターズPCが１０万～２５万円程度、マイクなど録音用機材が２万～５万円程度となります。
ちなみに人気Youtuberなどは機材だけで数百万円は軽くいくようです。パソコン１台、カメラ１台お金かけようと思えば、１００万円クラスはいくらでもあるので、かけようと思えばいくらでもお金をかけることは出来るのがデジタルの世界ですよね。。。
何人でできる？どこで活動する？
基本的には１人～行うことが可能です。自分が映像内で何かをする場合、固定カメラをつかうか、撮影者を誰かにお願いする必要があります。
撮影場所は様々ですが、一般に公開するような動画の場合、自宅以外で撮影を行う場合、撮影許可などが必要な場合があります。
一般的には民間企業の場合は撮影許可なくとることは大抵禁止ですし、公園や海、山などの場所でも個人所有の場合は撮影許可どころか不法侵入になる可能性もありますし、人が多いところで撮影を行う場合、通行人などの肖像権の問題もあります。Youtubeでは権利関係が相当うるさく、許可関係で不備がある場合、即動画削除となるようなので注意が必要です。
何歳から（まで）できる？安全性は？
何歳からというのは特に制限はありません。人気投稿者の中には小学生以下の子供もいますし、何歳までという制限ももちろんありません。
安全性の部分では、自らが出演して動画投稿を行う場合は細心の注意が必要です。インターネット上は個人情報であふれています。
動画を顔出しで投稿する場合、偽名を使おうと、住所を非公開にしようと、あなたがやっているSNSから特定される場合がありますし、あなたの知り合いが善意で「友達が動画あげてます」と宣伝したことで、知り合い伝いで個人情報が知られてしまう可能性もあります。
インターネットの匿名の世界では、残念ながら匿名の魔力があり、バッシングや悪意をまき散らす輩も存在します。
自分に限ってそんなことは起きない。と思うのではなく、常に気を配ってはじめて安全性が保たれます。あとは固定視聴者がついた場合、あなたは晴れて有名人です。
ファンとの距離感を間違えてストーカーや性犯罪に巻き込まれることが後を絶ちませんのでご注意ください。
その道を極めたい！
動画投稿を極めるという定義を、「有名になる」こととします。
動画投稿者には、極端な話だれでもなれます。
しかし、あなたは今動画投稿者を何人名前を挙げることができるでしょうか？
大人気ユーチューバー「ヒカキン」、「はじめしゃちょー」をはじめ、数人～十数人の名前を挙げることはできるかもしれませんが、大成功と言われるレベルになるのはかなり困難な道であるといえます。
動画投稿というのはエンターテイメントであり、ある種の芸能の世界であると考えているので、運も必要でしょうし、才能も必要だと思います。
努力をしなければ成功はしませんし、かといって努力すれば成功する世界ではないということは肝に銘じておく必要があるでしょう。
道を極めたいと思う人は、まずは有名投稿者の動画見て、動画の投稿ペースをみて、自分もそれだけ頑張れるかよく考えてみてくださいね。
プロになるには？
プロといういい方が正しいかどうかわかりませんが、数年前からYoutuberがぞくぞくと事務所に所属し始め、現在の人気Youtuberはほぼどこかの事務所に所属しているといってもいい時代になりました。
業界最大手のヒカキンなどが所属する株式会社UUUMを筆頭に、事務所自体も相当数存在します。
このような事務所に所属するためには、自分の動画のファンを増やしていくのが一番の近道です。というか、事務所に所属しようがしまいが、動画投稿者がやることは「良質な企画」を考え、「撮影」をおこない、「受けが良いように編集」をして、「公開」することです。
あなたのファンが増えれば、事務所側からオファーが来るでしょうし、私はYoutuberではありませんので想像ですが、本当に動画投稿を職業にしている人にとってみたら、事務所に所属することは手段であって目的ではないでしょう。
ですので、まずは地道に動画を作り続け、人気の動画を見て勉強し、たくさんの人に見てもらえるように工夫をすることがプロになる早道といえます。
プロになると、どれくらい稼げる？
youtuberを例にどれぐらい稼げるのか見てみましょう。
まずは2019年、全世界で最も稼いだYoutuberとしてフォーブスにも紹介されていたライアン・カジ君（8歳）
彼の年収がいくらだったかというと、驚くなかれ！なんと・・・
２，６００万ドル！！
日本円に換算するとおおよそ28億円とのこと。なんとも夢のある話ですよね。
トッププレイヤーは異次元の収入があると分かったところで、では職業としてYoutuberが成り立つのか！という問題。
日本ではYoutuberの平均年収は大体７００万円～８００万円程度と言われているようです。
サラリーマンの平均年収が５００万円程度といわれているので、仕事としては成り立つ！といってもいいレベルだと思いますよ。